2010年04月06日

オリーブオイルのフライドポテト

スペインではイースターが終わり、春休みがちょうど終わった感じです。毎年イースターの時期は悪天候が続くのですが、今年も案の定悪い天気でした。イースターパレードも出るか出ないかぎりぎりまで決まらないのですが、昨年よりはパレードがあったような気がします。

パワジオ倶楽部へ2009年もののオイルを一日も早くお届けしたいと思っていますが、今年はアーリーハーベストを販売したので、早めに2009年の味を見てもらっていますが、ある程度デカンテーションした上質のものは3月に完成。今荷を準備しているところです。

今日はイースターの休暇中に作ったフライドポテトの話です。
日本では子供の食べ物、ファーストフードという感覚ですが、ヨーロッパではフライドポテトは大人の大好物でもあります。じゃがいもも煮物用、フライ用、その他と何種類かに区別されて販売されているほどこだわりがあります。そして安いレストランや安いポテトチップスなどは、サラダオイルを使ってポテトをフライにしていますが、高級でグルメなチップスなどは、最近オリーブオイルを使ったものが非常に人気です。日本でもオリーブオイルを使ったポテトチップスがあると聞いています。

でも、やっぱり一番美味しいフライドポテト(またはフレンチフライ)は、家庭で準備するもの。是非、シングルエステートオイルを使って一度試してみてください。とても贅沢なポテトになりますが、絶品です。


今度フライドポテト用のオリーブオイルも是非皆さまにお届けしたいと考えています。

chiho

2010年03月22日

岡井路子さんのNew Book!

最近雑誌[エクラ]の情報など、本や雑誌での掲載情報が増えておりますが、今日も大変嬉しい話題です。
パワジオ倶楽部でいつもオリーブの栽培の仕方、漬物の作り方などを指導してくださtっているガーデニングカウンセラー岡井路子さんの、新しい野菜作りとそのレシピについての本が出版となりました。岡井路子さんらしいシンプルなレシピと、誰でもきっと成功させることができる野菜作りに関する本です。

オリーブオイルや塩、ヴィネガーなどはパワジオ倶楽部で販売しているものを使っていただいています。有難うございます。また、撮影もパワジオ倶楽部で実施している部分がありますので、是非皆さまご覧になってみてください。以下がネットに載っていた本の詳細です。


本の内容

日本で唯一のガーデニングカウンセラー岡井路子さんの野菜料理レシピ本。
 
約10年ほど前から横浜市郊外に畑を借り、野菜を育てているガーデニングカウンセラーの岡井路子さん。アニュアル本に頼らず、
自分なりのやり方で野菜とつきあう岡井さんの野菜は、元気でみずみずしさがいっぱい。さらに主婦として母としての顔を持つ
岡井さんは、それらを手早くおいしく料理する達人でもあります。身近な材料で簡単にできる野菜料理の数々は忙しい女性も増え
、健康志向の現代が求めている料理そのものです。
野菜づくり名人岡井路子さんのシンプルでおいしい野菜レシピを紹介するとともに、ガーデニングカウンセラーの岡井さんならで
はの切り口として、初心者でも場所がなくてもできる野菜の育て方も併せて紹介します。自分で育てて食べるほんとうの野菜の
おいしさ、野菜づくりの楽しさを盛り込みます。
 
【本書の特徴】
岡井路子さんならではのレシピを4つに分けて紹介。
 
1. 誰でも簡単で1年中育てられる「葉ものやさい」
2. 徐々に実が大きくなる楽しさを味わえる「実ものやさい」
3. 少しあるだけで食卓が豊かになる「ハーブ」
4. 自分では育てられないけれどよく食卓にのぼる野菜をつかったヘルシーな「懐か   しいやさいごはん」

2010年03月20日

オリーブセミナーでの料理

前回オイルテイスターのためのセミナーの事を書かせていただきましたが、今日はその時の食事について。セミナーはあるホテルで開催されたので、ランチはホテル料理が準備されていました。私はどちらかというとホテルの料理はガッカリすることが多いのです。日本ではホテルはデラックスで美味しい料理があるというイメージの人が多いと思うのですが、ホテルだとどうしてもインターナショナルなスタンダード料理ということが普通で、感動する料理は少ないと思います。(これは余談ですが)

こんな感じでランチに赴いたのですが、一口食べてシェフの腕がいいことを実感。味付けもオイルの使い方も非常に上手く、とても美味しい料理だったのです。

まずは初日の料理

こちらはチキンの胸肉。まだ柔らかくなりすぎていないズッキーニがチーズと共にローストされていて、肉も柔らかくぴったりマッチしてました。付け合わせのピスト(スペイン式ラタトイユ)のような野菜もすごく美味しくて、これはすぐに真似をしてパワジオの料理教室でもお伝えしょうと思います。定番のピストとは違く工夫が加えられたピストでした。ちょっとしたコンビネーションで野菜料理はかなり変わるので、実に便利。

次は2日目の料理。

一瞬ビーフに見えますが、実はイベリコ豚。
赤ワインでじっくりと煮込んだシチューのようなもの。ビーフでないところがアンダルシア式。アンダルシアではオックステールのシチューが非常に有名なので、私はオックステールだとばかり思って食べたのですが、実はイベリコ豚でした。日本でイベリコ豚というと生ハムを想像すると思いますが、他の部分の肉も非常に美味しくて、最近レストランでも色々なパーツが食べられます。特にイベリコ豚の産地へ行くとバラエティがあり、生ハムからはじまりメニューがすべてデザート以外はイベリコで終わるということも少なくありません。
付け合わせのポテトも軽いベシャメルとうまく絡み合っていて、塩味も適度。味付けがうまいなぁ~と感心しました。スペインではベシャメルも全部バターということはないので、とても軽く胃にもたれません。これもパワジオでいつかご紹介しますね。決めてはこのグリーンソース。オリーブオイルとあるハーブが使われています。

そして3日目のランチ。

こういう串焼き料理は、きっとアラビア文化の影響です。
スペインでレストランに行って大きなステーキなど食べたくない時は、こういう串焼きスタイルのグリルをオーダーするといいですよ。ボリュームも日本人向きになります。
これはしっとりとしたソースがしっかりとかかっているチキン。またチキンと思いましたが、チキンの間に車海老が入っていて美味しかったです。ソースにはトマトソースが使われていましたが、クリーミーなソースでオリーブオイルの香りもしました。付け合わせのご飯は、タイ米を使ったスパイシーなピラフ風。パラパラしていますが、ハーブがふんだんに使われていて肉にぴったりのライスでした。

料理はこんな感じ。デザートは初日のものしか写真を撮りませんでしたが、毎日美味しかったです。2日目はパイナップルとチーズクリームを使ったパフェ、3日目はチーズケーキにふんだんにベリーソースがのっているものでした。

セミナーで興味深いオイルの使い方は伝授されたので、これからスタッフを通じて少しづつ新しいオイルの使い方を指導してゆきたいと思っています。どうぞお楽しみに。
地中海の料理はシンプルで美味しいので、日本料理とミックスしながら末永く楽しんでいただける料理だと思いますし、何よりも世界でも最も長寿な地域の料理です。身体に良いオリーブオイルをふんだんに使って生活を楽しみましょう。

chiho

2010年03月17日

オリーブオイルセミナー

昨日からスペインの南部アンダルシアで、オリーブセミナーに参加しています。先生はオリーブオイルジャーナリストとして世界的に有名なジュディ・リッジウェイ女史。けがをしている足を引きずりながらセミナーを実施してくれています。

セミナーは非常に少人数。参加者と講師の関係を深め、しっかりと指導することが目的なので、10名以上になることは少ないそうです。私以外は全員がオイルプロデューサー、または将来プロデューサーを目指している農園所有者。イギリス人、アイルランド人、トスカーナに住むイギリス人、カナダ人、ポルトガル人、そしてスペイン人と私という構成ですが、それぞれ独特のアクセントを持った英語スピーカーばかりで、アクセントに慣れるのも大変です。

2日連続で相当な数のオイルを試しているので、今日の午後はお中がとても苦しかったのですが、ちょっと長い休憩をとり、明日8時から宿題をすることにしました。下の写真にあるようにたくさんのリーディングオイルをテイストしますが、それぞれ参加者はテイスティングノートを作り、感想を発表しなくてはなりません。もちろん、そのコメントが正しいかどうか先生がチェックするのですが、今のところあまり間違ったことは言わないでテストを通過しております。少人数のセミナーは、こういうところが大変です。おまけに英語なのでドライフルーツなどに対するコメントは困難です。生の状態か皮つきであるとか、非常に細かくコメントしてゆくことがとても重要なのです。

2日目はオイル製造者のためのブレンディングコースですが、どんなオイルがどんな割合でブレンドされているか知ることも大切なのです。ブレンド次第でオイルのクオリティーは全く変わりますから、バイヤーとしてもブレンドは把握しておく必要があります。テイスティングは、オフィシャルグラスのブルーのものを使う時もありますし、ビニールのカップを使うこともあります。

料理の指導はわざわざセビリャのホテル学校から講師を呼んでのものだったのですが、想像どおりちょっと残念でしたが、いくつか興味深い情報をキャッチしました。健康面での科学的なデーターが最新のものだったので、これもきっとこれからお伝えできると思います。オイルのよさを益々再確認しています。

chiho


2010年03月13日

キンタ・ド・コアが雑誌エクラで紹介されました。

完全有機栽培の希少なオリーブオイルとして、キンタ・ド・コアが4月号の[エクラ]で紹介されています。この雑誌では、非常に厳選されたファッション、美容の記事の他に、美術に対する力の入れ方も素晴らしいものがありますが、もちろんグルメ記事も一流。
最高のシェフや食材をいつも試していらっしゃる編集部から、このような評価をいただき実に光栄です。

お時間があったらご覧になってみてください。


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