2011年06月15日

サルモレホ Salmorejo

スペインは気温が30度以上になる日が続いており、いよいよ夏らしくなってきました。パワジオ倶楽部に来て下さる多くのお客様には、ガスパチョなどのヘルシーな夏料理を、何度もご紹介してきましたが、私の料理本にもレシピを載せているのですが、『Salmorejoサルモレホ』というガスパチョよりも簡単なトマトスープを、私は夏の定番にしております。

スペイン人はにんにく好きなので、必ずにんにくが入っていますが、私はにんにくがあまり好きでないので、自分のためにはにんにく抜きで作っています。どうしても来客などがある場合は、にんにくを湯通しして使っています。こうすると生のにんにくのきつさはなくなります。

こんな風にトッピングをアレンジして食べれば、毎日でも食べられます。

作り方は次のとおりです。

材料 (4,5人分)

トマト          1kg  (皮をむき、小さく刻んでおく)
バゲット        10cmくらい (固くなったもの小さく刻む)
ヴィネガー       大さじ 3
オリーブオイル    100ml~120ml
塩            大さじ 1
胡椒          少々

すべての材料をミキサーに入れ、しっかりと攪拌する。じっくり時間をかけて攪拌する方が、より滑らかになり、オリーブオイルが乳化されるので美味しく仕上がります。

* お客様などを招待している場合は、トマトの皮を剥いた時に種も抜くと、より滑らかで上品に仕上がります。私は種までわざわざ抜くことは少ないのですが...

こんな風に材料すべてをミキサーに入れてください。オリーブオイルの量やヴィネガーの量は好みで増やしたり減らしたりしてください。ただし、上質のオリーブオイルとヴィネガーを使うことが、このレシピでは非常に重要です。

この料理には、スパイシーなストロングタイプのオリーブオイルがとても合います。Quinta do Coaキンタ・ド・コアがピッタリ。

ヴィネガーは、こちらのVinagre Soleraソレラ・ヴィネガーがお薦めです。
50年も熟成されたヴィネガーがブレンドされているので、ワインの好きな方などは、このヴィネガーの香りだけで美味しさがわかると言ってくれます。

塩はもちろん、こちらの海塩フロールデサル。
ミネラルが豊富な上、マイルドで美味しいので、他の塩を使うと鋭すぎて気になります。こんな優しいお塩の味はなかなか体験できないと思います。

今日の我が家のサルモレホ。
キュウリとピーマン、塩漬けのブラックオリーブを、みじん切りにしてトッピングにしました。こんな風に毎日トッピングを変えて楽しんでおります。生ハムやゆで卵、ツナなどでもとても美味しいのですが、オリーブオイルで揚げたクルトンでもすごく美味しくて満腹になります。

是非お試しください。

スペイン料理に興味のある方は、こちらの料理本をどうぞ。


chiho

2011年06月11日

新しい食材の試食会

先日パワジオ倶楽部のスタッフと、夏入荷予定の新しい食材の試食会を開催しました。

みんな大満足してくれました。
写真からは何を食べているのかよく分からないと思いますが、今度はオリーブオイルの缶詰商品を少しづつご紹介する予定です。スペインではオイルは塩と同じように、食品の保存のために欠かせない重要な調味料でもあるのです。昔から多くの食材がオイルの中で保存されてきたのです。日本でもイワシやサバ、鮭などの缶詰商品はふんだんにありますが、なぜか毎年その味は落ちているように思います。昔は食卓にもよく上がるものでしたが、最近はあまり見かけません。特に、ツナはどこへ行ってもありますが、日本のツナは何かを加工した際にできる、くずのようなツナの身を使っている印象を受けるのですが...私の個人的な誤解なのでしょうか。スペインには安いものから高級なものまで、大変多くのバリエーションが缶詰の世界にもあるのです。


日本には、こんな美しいイワシの缶詰はまずないと思います。
これは最高級のグルメ商品。パワジオ倶楽部では、誰でも普通に生活に取り込める、身体にいいオリーブオイルをふんだんに使った缶詰商品をご紹介する予定です。
どうぞお楽しみに。スペイン式の日本とは全く違った食べ方をご紹介します。

パワジオのオリーブ叔父さん『萩原さん』も感動してくれました。日本に, この味のイワシはもうほとんど見かけないとか...?!

chiho

2011年06月08日

スペインのオリーブ開花

数週間の日本滞在を終え、今日は再びスペインからのアップです。

スペインでは、すごい数の夕立と雷でここ数日浸水があったりしています。今年も雨が多く、いつも水不足で苦しんでいる地域のダムでは、水を放水しないといけないような状況で、地下水の状態もよくなるだろうとニュースでは言われています。雨が多いことはいいことなので、今年もオリーブオイルはストロング過ぎずいい味のものが出来るのではないでしょうか。

スペインで最初に読んだメールがこちらの映像つきのメールでした。
パワジオ倶楽部では、夏くらいから新しいオリーブオイルを入荷する予定ですが、今度はスペインのレリダ県から、感動的なアルベキーナのオイルをご紹介します。勿論、有機栽培=オーガニックのEXヴァージンオイルです。アルベキーナは、アンダルシアのものをご紹介していましたが、やはりアルベキーナはアルベカという町の近くのものが、理想的な香りを放っています。
皆さま、どうぞお楽しみに。

写真は、その新しいオイルメーカーから届いたもの。
最初に開花したオリーブの花だそうです。

来週には、この木から生まれるオリーブオイルも日本に出発になりそうです。

chiho

2011年06月04日

お豆腐とオリーブオイルがあるカフェ

日本滞在中に当店のオリーブオイルが食事に使われているカフェに行って参りました。
場所は、群馬県の月夜野町。戦国時代城、なぐるみ城址にある『なぐるみカフェ』。美味しいランチメニューがあるのですが、その中でお豆腐とオリーブオイルのコンビネーションが実施されています。

お近くの方は是非足を伸ばしてみてください。城址を見学して、美味しいオリーブオイルランチをどうぞ。
なぐるみシューマイセットがお薦めです。

なぐるみカフェ 
オープン時間: 10:00~17:00まで
電話: 027-862-0793

chiho


2011年06月03日

お客様のオリーブ

昨日お客様のオリーブを見学へ行って参りました。
前々からオリーブセミナーに頻繁に参加してくださっており、植物大好きな方なので、オリーブ以外の植物もたくさん育てて、多くの人に植物をプレゼントしているような、人を喜ばせるのが大好きなお客さまなのです。なぜこちらのお宅を訪れたかというと...

3月にパワジオ倶楽部で開催された岡井路子先生の剪定教室に参加した効果を見たかったのです。

かなり大きくなったオリーブの木なのですが、剪定教室に参加した結果、ここ10年来全く花が咲くことがなかったオリーブの木が、こんな風に花で満開になったのだそうです。それを聞き、私も是非実物が見たくなり、早速カメラ持参で訪問をして参りました。

とっても美しいシルエットのオリーブで、秋から冬、オリーブの実で一杯になったところが今から楽しみで仕方ありません。

他に、フェンスにもこんな風にオリーブの垣根のようなものができていて、きっと日に日にかっこよくなっていく感じが伝わって来ました。こちらのオリーブは、かなり原種に近いタイプのものなので、もしかしたら実をつけることはないかもしれませんが、垣根としての役割をしっかり果たす渋いオリーブ垣根が出来ていました。

こんな風に剪定教室の成果を見ることは、私の場合めったにないので、とても嬉しいニュースでした。
きちんと指導をしてくれた岡井路子先生どうも有難うございました。そして、教室のレクチャーをしっかりと聞き、正しくその指導を実践して下さった吉岡さん、有難うございました。
また見せてくださいね。

chiho

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