2012年07月05日

夏メニュー No.4 アラビア料理『フムス』

今日は今年の夏最強の料理の味方になるヘルシーなペーストをご紹介します。
名前はフムス。アラビア語なのでアラビア圏での発音が多少違いますが、インターナショナルな料理の世界ではHumusフムスで通じています。

メインの材料はひよこ豆。ひよこ豆はエジプト豆とも呼ばれますが、最近日本で販売されている缶詰などにはガルバンソーとスペイン語名が明記されているものもあります。水煮のひよこ豆はスープやシチュー、カレーなどの煮込み料理で活躍しますが、粉にしても使われますし、今回の用にペーストにしても使える万能食材なのです。

さて、このフムス、ファミリーの数だけ作り方があるようです。私もエジプト、モロッコなどアフリカで食べましたが、美味しいところと何とも思わないところがあり、気にいるレシピ探しに少し時間が掛かりました。今日は全く私の好みの調合になっていますので、酸味が強いと感じたら減らし、スパイスなども適当に加減してください。

材料にタヒーナというアラビア圏の練りゴマが登場しますが、できれば煎りごまが理想。日本製の練りゴマでも大丈夫です。

Humus フムスの材料と作り方
1回分

ひよこ豆 水煮の缶詰1個分 水分は軽く切る  約200g
タヒーナ(練りゴマ)     80g
生のアーモンド        6粒 (生が無い時は普通のアーモンドでOK)
レモン汁            1個分
EXヴァージンオリーブオイル   70~80g  (キンタドビスパードのようなフルーティなオイル)
にんにく    二分の一個
海塩      小さじ半分から1
クミンシード  小さじ1から2  (パウダーにしたもの)

作り方
最初にすり鉢でアーモンドとにんにくはある程度クラッシュしておく。
その他のすべての材料を容器に入れハンドミキサーでよく混ぜる。クリーミーに滑らかな状態になったらできあがり。
(水分が足りない場合は、レモン汁やオイルを足してもいいですし、水を足すのもOK。ひよこ豆の水を切りすぎないのがポイント)

*仕上げに写真のようにオリーブの漬物をのせるとお洒落。オリーブオイルも振りかけて下さい。


このペーストはディップとしてあらゆるパンと一緒に食べられます。ナッチョなどともピッタリ合います。またジャムやバターの代わりにパンやトーストに塗り、ハムやツナと合わせても絶品。トッピングに唐辛子をふりかけても美味しいです。

ピーナツバターなどの代わりに今後はこのフムスはいかがですか。ヘルシーなので世界中のベジタリアンが大喜びで食べています。お子さんにもベストのペーストだと思います。パーティーにも簡単でシンプルなスタイリッシュな料理として使えます。超オススメの一品です。

chiho
 

2012年07月02日

スペインサッカー再び優勝!!!

スペインはサッカー優勝の話題一色です。
2008年、2010年、2012年と3つの大会を3連勝したチームは歴史上存在せず、このチームは既に生きた伝説となっています。スペインでは今日は寝ないで仕事をしている人がかなりいると思います。試合後、今日チームがスペインに帰国してから集合するマドリードのシベレスの噴水にファンは集まり、朝まで大騒ぎをしていました。

このサッカーチームの強さはなんと言ってもチームワーク。個人主義が主流の今、スペイン社会には大きな影響を与えています。

私はいつも彼らの食生活に注目しているのですが、今回の遠征中もきっとイベリコ豚の生ハムとEXヴァージンオリーブオイルは特別なものをスペインから運んでいます。サッカーをしているお子さんをもったファミリーの皆さん、良質の脂質を摂ることは何よりも大切なことのひとつです。小さい時から良いオイルを使ってあげてください。

chiho

2012年07月01日

夏メニュー III じゃがいも 続篇

前回紹介したポテトサラダの続篇です。
猛暑が去り、やっとじゃがいもを茹でられる気温になったので、早速家にあった材料で作ってみました。

材料はじゃがいも、新玉ねぎ、トマト、ピーマン、パプリカ、アボガド、茹で卵、イタリアンパセリ。こういう料理にはキンタドビスパードやコアが適しているオリーブオイルです。野菜だけで今日はつくりましたが、勿論ツナを入れても美味しいです。仕上げにマグロのトロのオリーブオイル漬けを並べると豪華になり、お客様にも喜んでいただける一品になります。

混ぜるとじゃがいもが見えてきます。カラフルなので見ているだけでも元気が出ますし、食事が楽しくなると思います。

お皿にこんな風に盛り付けて、乾パンと一緒にいただきました。

次回は夏のファーストフードメニューをご紹介します。

chiho

2012年06月30日

夏メニュー III じゃがいも

今回のメニューは省エネとは言えませんが、じゃがいもさえ茹でればできる料理を2種類ご紹介します。どちらもスペインで頻繁に食べられているじゃがいも料理で、夏は特に食べたくなります。

これはパタータス・アリオリPatatas Alioliと呼ばれる料理で、マヨネーズのにんにく入りアリオリソースが使われています。普通にEXヴァージンオイルのマイルドタイプと生卵を使って、ハンドミキサー=ブレンダーでオイルと卵を攪拌四マヨネーズを作るだけ。シンプルなマヨネーズとの違いは、攪拌中ににんにくをひとかけいれるだけ。私はにんにくがあまり好きでない方なので、強烈な香りになりすぎないように、にんにくをちょっと湯通しして使います。塩とヴィネガーで味の調節をしてアリオリソースは完成です。

卵一個に対してオイルはグラス一杯くらい使います。驚く量だと思いますが、これが美味しさの秘訣。EXヴァージンオイルだけではキツイと思う方は、ピュアオイルと半分づつくらいにするのがいいでしょう。

イタリアンパセリのみじん切りを加えるとフレッシュ感が増しより美味しくできます。写真のモノはドライパセリを使っていますが、ドライでも十分美味しくできます。要注意なのは、生卵を使っているので気温に注意しないと、夏の間はすぐに菌が発生し食中毒を起こしやすいので、完成したマヨネーズはすぐに冷蔵庫に入れ、その日のうちに使いましょう。

こちらはポテトサラダ。
これもじゃがいもは茹でるだけ。じゃがいもと一緒に卵も茹でてしまってください。適当な大きさにじゃがいも、新玉ねぎ、ピーマン、パプリカ、ゆでたまごをカットし、EXヴァージンオリーブオイルとソレラヴィネガーのようなシェリーヴィネガーで和えるだけ。勿論、味付けはフロールデサル(海塩)。好みで胡椒を挽いてあげるのもいいでしょうが、上質のオリーブオイルの場合はオイルの香りが素晴らしいので、胡椒は必要ないと思います。その代わりにイタリアンパセリまたはバジルを少々オススメします。

どちらも簡単で子供から大人まで楽しんでいただけるじゃがいも料理です。お試しください。

chiho

2012年06月27日

スパニシュブルーム 『スパルティウム ユンケウム』

パワジオ倶楽部でもお馴染みの黄色い香りのよいお花、通称スパニッシュブルーム(エニシダの一種)がスペイン北部で満開でした。スペインを南から北に桜前線のように上昇するので、5月くらいから南で咲き始め、今頃一番寒い地域で咲いています。

湖の周辺が全てスパニッシュブルームとロサカニナで咲き乱れていました。

もちろん、辺り一面の香りもスパニッシュブルーム!うっとりしてしまいました。

chiho

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