2009年04月25日

ケネディ家にもあるオリーブのロッキングチェアー

パワジオ倶楽部で人気のオリーブの木を使ったロッキングチェアーですが、デザインは伝統的なもので、少なくとも200年くらいの歴史があるそうです。100年くらい前のものなら、まだ使っている家庭も多いとのこと。座面を貼りなおしてスペイン南部では大切に使い続けられています。

使っている内に独特の蜂蜜色になってくるのがオリーブウッドの特徴ですが、人によっては濃いニスを塗ることを好む人もいます。インテリアの色合いによって好みの色がオーダーできることも、このような手作り家具工房の魅力です。


スペインではこのくらいの時期から、ロッキングチェアーもテラスやベランダに運ばれ、夕涼みや昼寝に使われるようになります。冬は暖炉やストーブの近くで、手仕事をしたり読書をしたり、これからのシーズンはアウトドアで欠かせない椅子になります。

ロッキングチェアー1客で、ライフスタイルも変わるかも...

※1客あたりの価格:78,750円(税込)


chiho

2009年04月20日

キンタ・ド・コアが生まれる地域

パワジオ倶楽部で販売されているシングルエステートオイルは、理想的なオリーブ栽培地域で生まれますが、農園自体がコア渓谷と呼ばれる、ユネスコに保護されている世界遺産としても重要な区域内に存在します。

コア渓谷には、先史時代の岩絵遺跡群が残っており、ポルトガルで発見された旧石器時代の岩絵の残る野外のものとしては最大級の遺跡であるだけでなく、世界的にもその広さと数の多さでまれに見る遺跡です。

  

1万年から2万年前の馬、牛、他の動物、人物、抽象的な図像などの数千に及ぶ線刻画から成っており、1995年からは、考古学者のチームが、この先史時代の岩絵群の研究と分類を続けており、いくつかのエリアで観光客を迎え入れるために、公園も設定されています。

今年3月私もいよいよこの遺跡を考古学チームの専門家の説明のもと見学することが出来ました。普通なら40分程度で終わってしまうこのような見学が、ここでは2時間半におよぶ長いもので、とても勉強になりました。

これだけ多くの図像を旧石器時代の人々が残したということは、この地域が昔から神聖な地域であったということも考えられ、それぞれの図がシンボルとして何かのメッセージを伝えていると専門家が語ってくれました。

  

2万年前から特別な空間であったこの地域で、素晴らしいキンタ・ド・コアが生まれているということだけで、私は天に昇ったような気分になり、オイルを試すたびに特別な感情が湧いて来てしまいます。

 


写真はよく分かり難いかもしれませんが、馬などいくつかの動物が描かれている線刻画です。小さいものから実物大のものまであり、いろいろな方向から見るために描かれていたことが分かります。

キンタ・ド・コアのボトルキャップには、この岩絵デザインが使われています。このオイルを作っている人たちが、土着のオリーブの木を大切に栽培し続けている理由が分かりました。

chiho

2009年04月17日

ランチタイム♪

《オリーブの葉いりのベーグル》

昨日のお昼は、いつもお世話になっている方のお手製のベーグルを頂きました♪
パワジオで購入していただいたオリーブ茶の葉っぱを生地にいれてアレンジしたみたいです。
モチモチしていて、微妙にオリーブ特有の苦味が口に残るのかな・・・?
私はあまり苦味は感じなかったのですが、甘いものを食べたあとにこのベーグルを食べると
オリーブの葉っぱの味が分かるそうです。
新鮮なお野菜と、彩りにミニトマトをかざってみました。
食べるときにオリーブオイルをつけてたべると、すごくおいしいんです!!
作り方も、きっと難しいんだろうな~。 と思ったら、、、
簡単に作れるとのことで、早速教わってみました。
いつか、作ります!!!
興味のある方は、パワジオまで遊びに来てくださいね。
店頭でお教えします。

茂木

2009年04月15日

オリーブオイルが結婚式の引き出物!

京都のプリントデザイナーのお友達が結婚式の引き出物として、キンタ・ド・ビスパードを選んでくれました。彼女はヨーロッパをよくご存知の方なので、素晴らしいシングルエステートオイルの話をしただけでインスピレーションを感じてくれたらしく、『引き出物に理想的!』と、すぐに決めて下さいました。インビテーションなどかなり和紙を使っているとのことで、オリーブオイルのラッピングもパワジオスタイルで和紙のコンビネーション。写真のような素敵な贈り物が完成しました。

きっと皆様が喜んで下さるでしょう。

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オリーブオイルは贈答品としても最高に喜ばれます。私は世界一のオリーブオイル産地のスペインで、このポルトガルのオイルをよくプレゼントに使っています。誰もがこの味には驚嘆!スペイン人は自国のオリーブオイルが一番美味しいと思っていますから、こういうプレゼントは特に驚きのようですが、心から皆さんオリーブオイルを楽しんでくれます。

勿論、私も継続して色々なオリーブオイルを試しています。最近はオリーブの木の種類別でオイルが販売されていますが、なかなか感動するものには出会えないのが事実。素晴らしいパッケージデザインだけは、スペインには膨大にあふれていますが、やはり勝負は中身!感動するオイルに出会ったら離せません。

chiho

2009年04月12日

オリーブ模様の陶器

前々からプランニングしていたオリーブ模様のパワジオ倶楽部オリジナル陶器が完成しました。伝統工房で新しいスタイルのものを作ってもらったり、絵付けを変えてもらうのにはかなりの交渉と時間が必要ですが、なんとかここまでたどり着きました。

オリーブの葉や実の微妙な色は、これからも話合ってバリエーションを作っていこうと思っていますが、まずは新鮮な感じのコレクションが完成したと思っています。工房の絵付け師エミリオさんも、色々試してくださり6か月以上完成までに時間がかかってしまいましたが、これからが楽しみとこの仕事にやりがいを感じてくれていました。

テラコッタプランターも新作です。可愛い星型の模様入りのプランターが数種。これもこの形になるまでかなり大変なものがありました。特に模様を入れるのに苦労してくれている型作り専門の方は、無口で何も言わずにいつも仕事をしてくれ、まるで日本の職人と付き合っているようです。

私が頼んだ新しいフォームの鉢は、半分以上が焼いている途中で亀裂が入ってしまうのですが、まだその原因がわからないそうで、もう少し試してみるということです。ひとつのものを完成させるには、時間とやはり努力が必要なものです。

5月末には店頭に並ぶ予定ですので、どうぞ皆様のオリーブもこんな器に植えてみてください。表情がガラッと変わると思います。

また、この工房の焼き物は、どれも1000度以上の温度で焼かれていますので、安いホームセンターなどで販売されているテラコッタ鉢のように、ひと冬でもろくなってしまったり決してしませんので、どうぞご心配なく。


Chiho

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