2009年05月08日

ワインの樽

スペインやポルトガルでは大量のワインが生産されていますが、ワインの樽は一定の期間使用した後は、ヴィネガー用の樽になったり、安いワイン用の樽に変身したりと色々使い道があります。最後に行き着くのが写真のようなプランターで、とても好ましい環境を美しくしてくれるリサイクルだと思います。

オリーブという樹は無駄な水を必要とせず、水のあげすぎは樹を枯らせてしまう原因になるので、このようなワイン樽を使うには理想的な樹です。勿論、年に一回くらいはニスを塗ってメンテナンスをすることをお勧めします。日本では気候がかなり違うので。

それにしてもどのくらいの大きさのオリーブまでプランターで育つのか、懸念される事なのですが、かなりの大きさのオリーブまで樽で元気に育ちます。それを実証しているのが、今回アップした写真なのですが、多分50年は軽く生きている樹だと思います。肥料と適度の水さえきちんと与えてあげれば、こんな風に元気な姿を楽しませてくれます。


パワジオ倶楽部にしばらく前から並んでいるワインの樽は、ポルトガルでポートワインを作った後、ヴィネガー用に使用され、その後日本に届きました。

庭になるスペースがなくても、こんな風にオリーブをアレンジすれば素晴らしいコンテナガーデンの出来上がりです。

chiho

2009年05月07日

オリーブの手入れ

オリーブ畑はつい先日まで剪定が実施されており、大きな農園では枝を燃やしている様子がしばしば見られましたが、あっという間に夏のような気温になってきたので、剪定も終わりでしょう。

オリーブの古いものは、どんどん根っこが盛り上がって地面から出てきてしまうようで、土を根っこの周りに盛ることも大切な作業のひとつになっています。300年、400年、500年ものなど、あまり古くなると生産率が下がるので、好まない農家も数多くありますが、勿論、古いオリーブを大事にしているところもあります。

日本にはまず無い古いオリーブだけが植わっているオリーブ畑。
オリーブの生命力には感動です!

chiho

 

土で保護されたオリーブ

根っこがどんどん上昇してきている様子が分かります。

2009年05月04日

垣根

お庭の相談で、垣根に向いている木は?と質問された時がありました。
一般てきな垣根は嫌だし、あまり手間もかけたくないし、、、。すごく気持ち分かります。
私の家でも、3年前にやっと自分のところの敷地にできたスペースの垣根ですごく迷いました。
色々な方にアドバイスを頂いたり、実際にどんな木が使われているか見にいったり、
何にしようか迷いに迷い、、、  最後に行き着いたのがオリーブでした。


我家の垣根です。 家族総出で2007年の11月に40cmくらいの苗木を50本植え込みました。
品種はネバティロブランコとマンザニロ。2品種を混ぜて植えました。

支柱もしっかり固定して、根がぐらつかないようにします。
オリーブのことでは知らないことがないと言われている先生にお聞きしたところ
垣根になるまで、目安が3年と言われましたが、、、
植えたときは、ヒョロヒョロの細い苗だったので誰もが3年でなるなんて信じていませんでした。
しかし、1年半経ち日当たりのよいところは、今や1m40cmくらいは生長しています。
順調に育っている姿をみると、3年である程度の形になるのも夢じゃない!!と確信できました。


小豆島オリーブ公園の垣根。
立派です!! これを見てさらに夢は広がります。

足元を見ると、かなり太い幹になっていました。支柱も立派な太さにビックリ!!
これで、どんな強風がきても大丈夫なんですね。

これから垣根を考えている方も、ぜひオリーブの木をオススメします。
遠くから見た、オリーブの木はシルバーの品のあるカラーで魅力的ですよ。

茂木


2009年04月30日

オリーブが不滅の樹と呼ばれる理由

古代からオリーブが神聖な樹であったことは有名な話ですが、いろいろな理由が考えられます。ギリシャ神話などを読めば、アテネのシンボルツリーとして万能薬であったオリーブが、非常に重要であったことも分かります。

21世紀に生きている私たちが直接その神聖さを確認できることもあるので、今日はそれについてお伝えしたいと思います。

オリーブの苗を植えた時、その時期を間違ってしまったり、水をやり過ぎて苗を枯らしてしまた方は数多くいらっしゃると思います。オリーブはものすごい生命力を持っている樹なので、死んだように見えてもほとんどの場合、それなりの対処を継続すれば復活するか、死んでしまった幹の下から新芽が出てくるのです。

その良い例を先日ある修道院で発見したので、その写真をアップしますが、これはもう相当時間が経過している復活の結果です。黒くなって枯れているのが昔のオリーブの樹の幹。その両側に白っぽい木肌を持って元気に伸びているのが、新しく出てきたオリーブ!信じられないような光景ですが、サイズに関係なくオリーブはこのような特徴を持っています。もし枯れてしまったようであれば、まずは枯れ枝を排除(剪定)し、根をしっかりと守ってあげる作業をしましょう。継続して適切な世話をしてあげれば、このように復活する可能性が非常にあります。

  


古代の人々にとっては、さぞ神聖な光景であったことでしょう。キリスト教の世界でもオリーブは聖なる樹ですし、地中海沿岸の地域では昔からオリーブの木陰に女神が現れることが多いのも偶然ではありませんね。

Chiho

2009年04月29日

サンワeco park 2009 開催!!

株式会社サンワが、いま私たちにできることは何か
地域のみなさまとともに学びたいとエコ展『eco park2009』を開催することになりました。
パワジオ倶楽部も、参加することになりました。

日時:5月17日㈰
時間:10:00~17:00
場所:グリーンドーム前橋 サブイベントエリア
入場無料

パワジオでは、雑誌やテレビで活躍するガーデニングカウンセラーの岡井路子先生を
お招きし、群馬でのオリーブの元気な育て方などについて実演していただきます。
以前、パワジオでもセミナーをしてくださいました。
とても気さくな先生なので、オリーブのことで疑問に思っていることを、この機会にぶつけてみては?
きっと これからオリーブを育てるときのヒントを色々教えてくださいます。


教室開催時間
1回目:11:00~
2回目:14:00~
※予約は受け付けておりません。
詳しく内容が知りたい方は、パワジオ倶楽部スタッフまでお問い合わせください。

お席に限りがありますので、興味のある方はお早めに来てくださいね!

☆実は岡井先生をお招きして、今まで2回パワジオ倶楽部でもセミナーを開催しています。

※第一回開催 『育てて楽しむはじめてのオリーブ』

一回目は、まだ寒い11月に行われました。
先生のはつらつとした軽快なトークに、みんな引き込まれます。

オリーブの基本の育て方や、剪定方法など、お客さまにも実践していただきながらの指導です。

 先生お手製のオリーブのペーストと新漬けを試食していただきました。  おいしぃぃ!!と大好評でしたよ。

※第二回開催『オリーブを元気に育てよう』


今回は3月なのでポカポカな陽気のいい日になりました。
先生のお洋服も、春色?いつもの先生のテーマカラーの赤ではなくピンクの上着をきていらっしゃしました。 先生が来ると パッとその場が明るくなるのは先生の笑顔とカラーの効果なのかな~??

今回は、植え替えの仕方、土の配合 鉢を選ぶときのポイントなど教えてくださいました。

セミナー後は、パワジオ倶楽部で扱っているエクストラヴァージンオイルの最高級の味を堪能して
もらいました。 オイルの活用法や、産地に行ったことのある先生ならではの話しを聞くことができ
お客様も大満足していただけたのではないでしょうか。

ecoパーク2009では、岡井先生のガーデニング教室の他、2008年度版新オリーブオイルもいち早くティスティングしていただけます。(パワジオ倶楽部で大好評につき2007年度版のオリーブオイルが売り切れ寸前)ティスティングには、パワジオ倶楽部コーディネーター、スペイン在住の小野塚千穂さんが、かけつけてくれます。
まだセミナーに参加されてない方はもちろん、今までセミナーに参加していただいている方も
今回は必見です!!お時間ある方は是非おでかけください。パワジオ倶楽部スタッフも全員集合でお待ちしております。
※当日5月17日はパワジオ倶楽部・前橋は、お休みになります。

茂木

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極上のオリーブオイル 購入はこちら
Angel & Chiho Spain(パワジオ コーディネーターの小野塚千穂さんのページです。)

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