2011年度のニューオイル
皆さま、明けましておめでとうございます。
今年も皆さまに色々な種類のオリーブオイルをご紹介できることを心がけ、お正月を迎えております。
お正月早々1カ月ちょっと前に搾られたオリーブオイルのサンプルが到着しました。スタッフ全員大喜びで、今日はティステング!!!搾りたてのアンダルシアからのオリーブオイルの香りを満喫致しました。
幾つかボトルが並んでおりますが、届いたサンプルはしばらく前から販売を開始したオリヴィアのニューオイルサンプル。まだ完成品ではありません。2011年度オイルとして発売される予定の各品種の香りチェックのためのサンプルです。
ひとつはアンダルシアで最も生産量の高いピクアルという品種。ピクアルはあまりにも大量にハエンという県で生産されているために、高品質のものに出会うのは珍しいくらい。そのくらい当たり前にある品種ですが、丁寧に作られているものは少なく、上質のものに出会うと感動します。実は私もあまりピクアルファンではなかったのですが、上質のものを紹介されて以来、ピクアルについての意識が変わった者の一人です。
今年のものはフルーティーでフローラルという印象がまず初めの印象です。昨年スペインのオイルコンクールでほとんどの賞を獲得したオリーブオイルは、ピクアルをふんだんに使ったものだったのですが、そのフローラルな香りと風味には驚かされましたが、今年届いたサンプルはそのフローラルさを感じることが出来ました。
風味で最も印象的だったのは、後味として残る洋ナシの味と香り。ほんのりと残るので微かなものですが、しっかりと残ります。現在パワジオにあるオリヴィアでも、今洋ナシの感じがとってもよく分かりますので、お時間のある方は是非テイスティングにお出かけください。この香りは多くの人にキャッチしていただきたいものです。
次回はアルベキーナの印象をお伝えします。
今日はピクアルにウットリとしてしまいアルベキーナには熱中できませんでした。
どうぞ今年もよろしくお願い致します。
こちらはボトル入りのオリヴィア。250ml 1500円です。是非お試し下さい。
chiho