今年も新しいオイルのできを確かめに、ポルトガルのカームCARM農園を訪問して参りました。今年はついにスタッフの茂木さんも同行です。
この農園を見学するのは、まるでサファリのようですが、天候にも恵まれ充実した体験ができました。
12月に入ってしまうと、パワジオ倶楽部で販売しているようなクオリティーのプレミアムオイルの圧搾は終わってしまっているのですが、どんな環境でどんな人達が仕事をして、どんな風にオリーブが生育しているかは、よく見ることが出来たと思います。上の写真のようにブラックオリーブばかりになっていましたが、貴重な体験です。
11月に来日してくれたばかりのオーナーのフィリペさんにお願いして、樹齢の古いオリーブの木もたくさん見せていただきました。やっぱり古い木は物語るものがあり、感動的なのです。エネルギーもたくさんもらえた気がします。
農園見学の後は、今年のオイルのテイスティングです。
このコーナーでも何度もお話しましたが、昨年は記録的な水不足で不作の年。水不足も2年目に入り、収穫量も壊滅的に低いものでした。そんな中で理想的なブレンドをするのは、不可能に近い状態でしたが、なんとかオイルは確保したのです。
今年は収穫量もオリーブの質も大変よく、何年ぶりかの豊作、エクセレントの年となりました。一日も早く皆さんに新しいオイルを試してもらいたいと、強く感じております。もちろん、空輸します。
フルーティーで、今年はフルーツの香りが復活しています。リンゴやグリーンバナナの心地良い香りがふんだんに楽しんでいただけるはずです。
毎年あ~だこ~だと私は勝手にリクエストしておりますが、美味しい素晴らしいクパージュが完成したと、昨日電話がありました。今年は何年振りかでコンクールにも出そうという意気込みだったので、相当いいものが日本にお届けできると思います。
どうぞお楽しみに。
chiho