オリーブの木でできた裁縫箱テーブル
今日はお気に入りの一品をご紹介します。
オリーブの家具はパワジオ倶楽部の人気定番アイテム。ロッキングチェアーなどは特に人気ですが、その中にひとつ珍しい裁縫箱があります。
オリーブの家具は世界一のオリーブの産地で作ってもらっています。伝統的なデザインが多く、新しいデザインがあまり登場しないのが日本人の私にとっては淋しいところなのですが、時々高齢の職人さんが素晴らしいものを作ってくれます。
この裁縫箱はある家具工房で一点ものを見かけ、お願いして既に引退した家具職人さんに作ってもらいました。寄木の天板が魅力なのですが、オリーブとパインの組み合わせになっています。どうしてこれが裁縫箱?と、思う方もいると思いますが、下の写真をご覧ください。
こんな風に天板が開き中にコンパートメントがあるのです。
刺繍好きの私はひと目でこの家具が気に入ってしまったので、数年前のお誕生日プレゼントにしてもらいました。今でも全く飽きることなく使っています。やっぱり一つ一つ職人が作った家具には、本物の良さが溢れ出しており、時間が経過するほど美しさを増すような気がします。アンティーク好きの私としては、このテーブルの足のデザインも大きな魅力。スペインのバロック期の家具には、なんとなくこういう型の足のデザインが多く、お洒落なデザインだなぁ~と思いいつもアンティークものを探したり見たりしています。
決して安いとは言えませんが、こういう家具は一点もの。
一生使えますし、孫の代でも大切にしていただければ全く問題なく使えます。
サイズ: 縦横 42.5cm x 42cm 高さ 63.5cm オープン時の高さ 98.5cm
価格: 144,900円(税込)
一度パワジオ倶楽部まで家具を見に来てください。
ゆっくりオリーブの木とその材木からできる家具の中で時間を過ごして、オリーブの居心地の良さを体験していただきたいです。
しばらく前に九州にお嫁に行ったテーブルも、今度どんな様子かお客様が写真を送ってくださるそうです。スペインからの長い旅でしたが、しっかりとお客様の生活に馴染んでくれています。
chiho