搾油工房 最終リポート
先日から3回にわたってご紹介しているオリーブ農園リポートの、今日は最後です。
搾油工房で出来上がったばかりのオリーブオイルですが、遠心分離機だけでは、まだまだ果肉がオイル野中に混じっており、早速デカンテーションタンクに入れられます。このモリデルストルムス農園では、2段階に及ぶデカンテーションが実施されています。
軽い初日のデカンテーションが実施されるタンク。
長期のデカンテーションが実施される貯蔵庫。
10月末から本格的に搾油が始まり、このデカンテーション倉庫でデカンテーションの後、大体クリスマスくらいにはオリーブオイルが完成します。このデカンテーション期間は、それぞれのメーカーによってことなります。
デカンテーションをしている途中のオイルを、タンクから出してもらって、早速試飲をさせていただきました。
写真では風味が伝わりませんが、ゴールド色のオイルのカラーは伝わりますよね。デカンテーションみ完了の状態ですからトロトロです。
オリーブジュースそのものの液体を、しっかりボトル詰めしてもらったいただて参りました。不思議なことに、オリーブオイルはこれからデカンテーションされ、ブレンドも実施されますが、絞りたてよりも、このように時間をかけてデカンテーションした方が、より上品な味のオリーブオイルとなります。
11月から12月の間、パワジオ倶楽部にご来店される方、ご希望があれば限りがありますが、このオリーブジュースの試飲が可能です。
また、2011年度収穫のオリカテセンのニューオイルは、多分2月くらいから日本でもお届け出来るのではないかと思っています。これについては必ず完成したらお知らせしますので、どうぞお楽しみに。
chiho