皆さまいかがお過ごしですか。スペインは今週末は暑くなりそうです。
にんにくに見えますが、これが先日もお知らせしたサフランの球根です。
スペインは、イスラム文化の影響が根強いので、サフランはパエリヤのような料理に欠かせない高級スパイス。ラ・マンチャ地方で栽培されており、スペインからのお土産の定番のひとつでもあります。
サフランの歴史は長く、古代エジプトではクレオパトラも入浴剤として愛用していたようです。
ご覧のように、サフランはお花のめしべだけを乾燥させて使うスパイスですが、1つの花から3本のめしべしか採れません。100gサフランが欲しかったら、どのくらい沢山の数の花が必要なのか、考えるだけでも気が遠くなります。クレオパトラの時代から、サフランから採れるサフランエキスが、肌にとてもよいことが知られていたのでしょうか。インドのアユールベーダの世界では、ミラクルスパイスとして、特に肌の生命力を蘇らせるものとして珍重されているそうです。
パワジオ倶楽部では、このサフランをこんな風に鉢植えにしたり、地植えにしたりして増やしていくことをお薦めします。夏の終わりくらいに植えこみ、10月から11月に開花させ、めしべを収穫して乾燥させ、クリスマスやお正月料理に使うことを提案しています。
サフランは多年生球根なので、まずは購入しあまり手入れをしないでそのままにしておいても花が咲くようです。花が咲いたら、土に植え手入れをしてあげれば、青々とした葉を茂らせ、来年にはもっと沢山の球根が収穫できるそうです。チューリップのように、サフラン花壇を作っても素敵ですよ。
現在、パワジオ倶楽部のこんな素敵なアンティークスケールに、サフランは乗せられ、サフランの魅力に惹きつけられた方のご来店をお待ちしております。古代から大切にされている植物には、間違いなくすごいパワーがあります。オリーブ同様、ご家庭の定番植物として、開花から収穫まで楽しみませんか。
すご~くお薦めの球根です!!!
chiho