しばらく前にベビーオイル『オリビア』がパワジオ倶楽部に入荷したことを報告しましたが、どのくらいオリーブオイルと離乳食が密接な関係にあるのか、今日は引き続きご紹介します。
写真の品物は、スペインで普通に販売されている離乳食。
ボトルにオリーブオイルがオイルとして使われていることが、特別に記してあります。丸いオリーブの絵が描いてあるマークがそれを意味しています。そのくらいオリーブオイルを使用していることが、お母さんにとっては安心の要素のひとつになっているのです。単なるサラダオイルや他の植物油ではわざわざ表記されません。フルーツを使った離乳食の場合は、100%果物を使用していて、砂糖を加えていないことが記してあります。今どんなオイルが使われているかは、ヨーロッパではとても大切なことなのです。
ベビーオイル『オリビア』の登場で、よくお客様から質問があるのですが、『オリビア』は特別に作られたオイルではなく、始めて赤ちゃんから使える高品質オリーブオイルとして作られた商品で、大人も問題なく使えるデリケートなオイルです。デリケートと言っても、高品質なオリーブオイルには、オリーブの特徴がしっかりと残っていますから、スパイシーさやほろ苦さもあります。酸度0.2度というところは画期的なところです。
それをどんな風に赤ちゃんに与えるのか?日本では習慣がないので難しいところだと思いますが、例えば、掲載した写真のような瓶詰めの離乳食を温める時に、『オリビア』を少々加えて温めると離乳食のうまみが増します。温め終わった後に一振りしても、余熱でオイルが温められてより美味しく離乳食を食べることができ、フレッシュなオリーブオイルのスパイシーさやほろ苦さは全く気にならなくなります。
ご来店いただいているお客様には、このような離乳食のオリーブオイルとの楽しみ方も指導しております。
ほんの少し『オリビア』を加えてあげるだけで、既製品の離乳食もより美味しくなりますし、赤ちゃんの成長にとってはプラスになることばかりなのです。
chiho