2009年06月14日

オリーブの支柱

先日、オリーブの本でお馴染みの岡井路子先生がいらっしゃいました。
今回はセミナーが開催されたわけではなく、先生とご友人の方がお買い物に
お忍び(?)できてくださいました♪
到着するとまっさきに、パワジオのオリーブの木のもとへ・・・

すぐに、先生ご持参のマイハサミが登場!  
先生のご指導のもと剪定作業と支柱をする作業が始まりました!!


  


オリーブの木に支柱をしているところ。
先生の手にかかると、ただの支柱が オシャレに変身!!
麻ヒモの色を、自分の好きなカラーで組合せて三つ編みにしたり、、、
まるでお洋服をコーディネートしているかのようにオリーブの木にアクセントを加えます。

先生のご持参の麻ひも。 麻ひもはアンティークな雰囲気のでているカンに収納されており
中央に穴があいているので、ヒモが絡むことなく機能性も抜群!!見た感じもとっても素敵です!!
今回は、パワジオで販売されているスパルト草の籠にいれてみました。
こんなカワイイ道具に囲まれるだけで、作業が楽しくなりますよね♪


   
こんな感じにしあがりました。

オリーブの今後の成長のためには、支柱をしっかり立ててあげることが必要です。
自分のオリジナルカラーのヒモを使って遊んでみてくださいね!

たまたま先生のいるときに来ていただいた常連のSさん!!お手伝いありがとうございました。
楽しく作業ができました♪

茂木


2009年06月11日

オリーブパンNo.2

オリーブ入りのスペインのパンをしばらく前にご紹介しましたが、今日はパワジオ倶楽部で料理講師をしてくれている山下春美先生のパンをご紹介します。

生地が非常に滑らかで白っぽいポルトガル風のパン。
ブラックオリーブの薄いかすかな紫色が、パン生地に馴染みほんわりと色をつけているのが最大の魅力。こんな微妙な色の美しいパンにはめったにお目にかかれません。

皆さんもこんなオリーブオイルとオリーブの実を使ったパンを焼いてみたくありませんか。6月19日のお料理教室ではパンと野菜、そしてバーニャカウダが登場です。

バーニャカウダの美味しいレシピは、特に感動的なものは門外不出が多く、今回のレシピは特別出場です!!!
まずいバーニャカウダで気分が悪くなった人、生臭い2度と食べたくないバーニャカウダに出会ってしまった人。今度こそ美味しいバーニャカウダに出会えます。絶対に参加してみて下さいね!

このソースはしっかりと保存すれば、6ヶ月は持ちますから、マスターしておくと非常に便利ですし、とてもお洒落。ヨーロッパで魅力ある男性は、テーブルセッティングからお料理の仕方までかなり詳しい事を知っています。日本でもそんな男性が増えて欲しいという気持ちを込めて、今回は教室を準備いたしました。

オリーブオイルで男性が素敵な料理を作れる生活、そんなライフスタイルをこれからも提案して行きたいと思っています。

Chiho

2009年06月08日

塩情報続編

前回、美味しいオイルに合わせるお塩の話をしましたが、今日はそんな伝統ある塩を作っている人たちをご紹介します。

塩職人のフェルナンドお爺さん。この地域で最も塩に詳しい方だそうです。隣にいるのがニコ、塩商人です。ドイツ人のニコは、ウィンドサーファーとしてここポルトガル南部にたどり着き、それから塩の世界に取り付かれてしまったそうでが、これだけ歴史ある塩田が近くにあったら、そうなっても仕方ないかもしれません。

パワジオ倶楽部でご紹介しているオリーブオイルもお塩もヴィネガーも、こんな風に全て現地でどんな人がどんな風に生産するかを確かめてから、ショップでご紹介しています。物が異常に溢れている日本で、本当に良いものを入手するのは大変困難なこと。少しでもバックでどんな工夫がされているのかとか、苦労があるのかお知らせしながら、歴史あるもの、守りたい伝統あるものをお届けしたいと思っています。

塩の花=フロールデサルは、塩田で薄い氷のように浮かぶ結晶を集めていますが、トラディショナル・ソルトは、15日毎にフロールデサルの下にある塩を、同じように手作業で収穫したもの。歯ざわりに違いはありますが、味を区別するのはとても困難!

フロールデサルは料理の仕上げ、トラディショナル・ソルトは調理にと、是非使い分けてみて下さい。

Chiho

オリーブオイルに合わせる塩

美味しいパンとオリーブオイル、そして旨みのある自然塩があれば、大変満足のできる食事ができますが、粉本来の味や風味を残しているパンを都会で発見することは至難の業。ヨーロッパでも都会と田舎のパンの味にはかなりの違いがあるもので、感動する美味しさのパンは、やはり田舎に多いようです。

パワジオ倶楽部で販売しているオリーブオイルを使うとき、是非、皆さんにその歯ざわりと旨みでより食事を豊かなものにしてくれる『塩の花』とよばれるフロールデサルを、オイルと一緒に試していただきたいので、今度はポルトガル南部アルガルベ地方へ足を運び、2500年以上の歴史ある塩田から古代の人々も評価していた塩を入荷いたしました。

フロールデサルだけでなく、調理用トラディショナルシーソルトの粗塩など数種類の塩を準備しました。オリーブオイルと共に、ふりかけのように使っていただきたいお塩なのですが、大西洋のミネラルたっぷりの旨みをテーブルに届けてくれます。

私はこの塩やオリーブオイルのように、食べるとその味の深みで、それが作られた場所の風景が目に浮かぶようなものが好きですが、この塩もそんな奥深さがあるものです。
是非、テイスティングにご来店ください。

写真は特製陶器に入ったプレミアム・フロス・サリス
これは毎年一番初めに収穫されたフロールデサルだけを詰めたもので限定品です。

塩田の様子

  
 

chiho

2009年06月06日

コンクール詳細

スペインマドリードには、世界で最も重要なオリーブオイルに関する機関、国際オリーブ審議会 International Olive Council 略してIOCというものの本部があり、昨日お知らせしたとおり、毎年エクストラ・ヴァージンオリーブオイルのコンテストが行われます。

今年は、エジプト(1社)、フランス(4社)、ギリシャ(14社)、イスラエル(1社)、イタリア(4社)、モロッコ(2社)、ポルトガル(25社)そして、スペイン(34社)合計85社の間で賞が競われました。

分野は大きく分けて2つ、グリーンフルーティー部門とライプリィフルーティ部門。ライプリィとは、熟したブラックオリーブの中でもフルーティなものという意味です。そして、その2つの部門をもっと細かくインテンス=ストロングフルーティとミディアムフルーティーに分けてオイルが分類されます。


ロブレド・マデイラ家が受賞した賞は次のものです。

2位
Intense Ripe Fruitiness
ストロングタイプのフルーティで熟したオリーブから作られたオイルの部門

3位
Medium Ripe Fruitiness
ミディアムな熟したオリーブから作られたオイル部門


特に3位は、パワジオ倶楽部で販売しているオイルをいつも掛かりきりで作ってくれているフェリペさんが個人的に受賞しており、どのくらい彼のセンスがオイル作りで重要であるか物語ってくれている賞で、私たちとしては特に嬉しい受賞です。

写真の人物がフェリペ

chiho

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