オリーブ模様の陶器
前々からプランニングしていたオリーブ模様のパワジオ倶楽部オリジナル陶器が完成しました。伝統工房で新しいスタイルのものを作ってもらったり、絵付けを変えてもらうのにはかなりの交渉と時間が必要ですが、なんとかここまでたどり着きました。
オリーブの葉や実の微妙な色は、これからも話合ってバリエーションを作っていこうと思っていますが、まずは新鮮な感じのコレクションが完成したと思っています。工房の絵付け師エミリオさんも、色々試してくださり6か月以上完成までに時間がかかってしまいましたが、これからが楽しみとこの仕事にやりがいを感じてくれていました。
テラコッタプランターも新作です。可愛い星型の模様入りのプランターが数種。これもこの形になるまでかなり大変なものがありました。特に模様を入れるのに苦労してくれている型作り専門の方は、無口で何も言わずにいつも仕事をしてくれ、まるで日本の職人と付き合っているようです。
私が頼んだ新しいフォームの鉢は、半分以上が焼いている途中で亀裂が入ってしまうのですが、まだその原因がわからないそうで、もう少し試してみるということです。ひとつのものを完成させるには、時間とやはり努力が必要なものです。
5月末には店頭に並ぶ予定ですので、どうぞ皆様のオリーブもこんな器に植えてみてください。表情がガラッと変わると思います。
また、この工房の焼き物は、どれも1000度以上の温度で焼かれていますので、安いホームセンターなどで販売されているテラコッタ鉢のように、ひと冬でもろくなってしまったり決してしませんので、どうぞご心配なく。
Chiho