もうすぐ母の日になりますね。パワジオ倶楽部では、オリーブオイルとお塩のセットがプレゼントとして特別価格で提案されていますが、今日はそれをもう少しひねってより有効なプレゼントにする方法をお教えします。もちろん、他の人へのプレゼントとしてもすごく重宝するので、今日のレッスンは見逃さないで下さい。
1.一番シンプルなバスソルト
材料 (1回分)
粗塩 30~50g (人によって塩で肌がピリピリする人がいるので、塩の量は調節してください)
エッセンシャルオイル 3~5滴
EXヴァージンオリーブオイル 2ml
塩とエッセンシャルオイルをよく混ぜる。(ガラスの器がいいでしょう)エッセンシャルオイルの種類ですが、私は一番ラベンダーオイルを使いますが、夏はミント系がお薦めです。ひんやり効果があり、お風呂から出た後爽快な感じです。
混ぜた塩とエッセンシャルオイルは、2,3時間放置すると良いと言われていますが、すぐに使ってもかなり効果があります。
お風呂に入れる直前に、オリーブオイル2mlほどを塩にプラスし混ぜると、オイルは塩に吸収されてしまうので、浴槽に入れた後もオイリーな感じは全くなく保湿効果だけ得られます。オリーブオイルを加えるところがスペイン式!これが決め手となり、普通のバスソルトよりもずっと満足した効果が得られますよ。塩による発汗作用だけでなく、体温も上昇し、何より肌はしっとりとします。
ここで重要な塩についての情報です。
多くの人が、粗塩=岩塩と思っているようですが、これは大きな間違いです。日本に岩塩がないので、岩塩は珍しく高価、そしてミネラルが豊富という間違った情報が蔓延してしまったのかもしれません。粗塩が岩塩とうことは全くありません。
そして、何より大きな間違いがもうひとつ。
岩塩にはミネラルが多く含まれているという認識。これは間違いです。ミネラルが豊富なのは海塩です。もともとは海の塩が蒸発してできた岩塩ですが、岩塩になるまでの膨大な時間の経過の中、不純物であるミネラルは排除されてしまうのです。ドイツなど岩塩を消費している国の人はミネラル不足の問題があり、統計では甲状腺障害が多いと言われています。
ミネラル分の多い塩は海塩です。どうぞ間違えないように。多くの人が岩塩が身体に良いと思っているようですが、ミネラルを求めているならば海塩をお使いください。南ヨーロッパでは岩塩は主に融雪剤です。可愛いピンクソルトなども岩塩ですが、そういうものは目の保養として時々楽しむのがいいでしょう。
写真はオリーブオイルを加えた様子です。これをしっかりと混ぜると、塩が油分をしっかりと吸収してくれます。
最終的に全ての材料が混ざった1回分のバスソルト。こんな感じで完成です。
これは一番シンプルで簡単なものなので、毎日のように使えます。身体の温まり方が全く違うので驚くと思います。お風呂から出ても、体温がなかなか下がりませんし、発汗作用がすごいです。
2.フルーツやハーブを入れるバスソルト
基本材料は1と同じです。
エッセンシャルオイルは、その時の気分または中に入れるドライフルーツやハーブの種類によって変えることをお薦めします。
例えば、オレンジやレモンなどの柑橘系の果物の皮は乾かしたものを加えます。量は適当で好きなだけ加えるのがいいと思いますが、オレンジの皮ならば30g程度で十分だと思います。
エッセンシャルオイルは、ネロリやマンダリン。
ラベンダーやローズマリーのドライなものを入れると、プレゼントバスソルトになります。
西洋のハーブだけでなく、日本のショウガやゆずのスライスをドライにしても使えるので、組み合わせは本当に自由自在。いくらでもオリジナルのマイバスソルトが出来ます。
今年の母の日、是非ポルトガルの海が産む、古代からの宝物の塩を使って、マイバスソルトを作ってみてください。1回分を袋に入れ可愛いリボンをつけても素敵なプレゼントになりますし、ミニのガラスボトルに詰めてプレゼントしてもお洒落です。大喜びされること間違いなしです。
我が家ではこんな感じで、今日も作りました。
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chiho