今日はオリーブの木製まな板などを制作してくれているドイツ人のオリバーの工房をご紹介します。彼はスペインのオリーブに魅了されて、各地を歩いて最終的に地中海沿岸の小さい村でオリーブを加工し、やさしい温もりのまな板や小物、ペンダントトップなどへと、伐採されたオリーブの木を生まれ変わらせています。
スペインは世界一のオリーブ栽培国。古いオリーブの木は5年に一度くらい、こんな太い枝でも伐採されることがあります。
オリーブの木の固さは樫の木よりも優れています。ずっしりとした独特の重みがあり、長い間(最低2年くらい)このように屋外で乾燥します。
作業中のオリバー。
好評のまな板もこんな風に一枚一枚手作業で作られています。プロヴァンスなどで大量生産されているまな板とはちょっとわけが違います。使えば使うほど味が出てくる理由は、こんな作業工程によると思います。
こんな風に小皿やペンダントトップも全てひとつひとつハンドメイドです。オリバーはドイツ人なので、スペインではなかなか見かけない素敵なブルーの瞳をもっています。作り手の気持ちのこもったオリーブ製品を是非、一度パワジオ倶楽部に見に来てください。違いが実感できるはずです。
chiho