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2008年06月17日

オリーブ家具工房

やっとオリーブの家具が出港したと連絡がありました。
(あと1ヶ月くらいでパワジオに届くはず...)

数年前からパワジオ倶楽部で紹介しているオリーブの家具、カントリースタイルのものばかりですが、オリーブの温もりを身体全体で感じることができるパワーアップが期待できる優れものです。今年はNHKスペイン語講座(ラジオ)のテキストで毎月スペインの伝統工房を紹介することになり、どんな風にしたら物の良さが伝わるのか、真剣に考えるチャンスを与えられています。

オリーブ家具の魅力もより深く皆様に伝えるため、詳しい情報を集めたり引退直前の叔父さんに一目惚れしてしまったソーイング用家具を作ってもらったりして、色々教えてもらいました。

    


家具に使われている材木は、生産性の低下したオリーブの大木を剪定したものが多く、2年から3年乾かすために時間がかかります。その後、樫の木よりも固いオリーブの材木は丁寧に昔からのデザインnパターンどおりにカットされ、最後に磨かれ組み立てが始まります。座席部分には、がまの葉が編まれています。

工房で80年余り前の子供用の椅子などを見せてもらいましたが、デザインも全く同じ。違いは長年の時間の経過で発生した独特の温かみと言ったところでしょうか。

しっかりと時間をかけて正直に作られるものは、大量生産は出来ませんし安いとも言えませんが、その魅力を察知してしまったら、必ず虜になってしまうことでしょう。オリーブの家具を見ていると、そんな人を惹きつける自然のパワーと職人の心を感じてしまいました。

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Angel & Chiho Spain(パワジオ コーディネーターの小野塚千穂さんのページです。)

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