大変お待たせしました。
新年度オイルの販売をやっと開始することが可能となりました。
コロナの後に到来した世界的なコンテナ不足問題から、
中国の監禁対策による海上運送網の混乱と、予期できぬ問題に遭遇しながらですが、
無事イベリア半島からオリーブオイルが届きました。
どこのメーカーもインフレや当たり前に調達できていたものが出来ないという問題を抱えていますが、皆一日も早く日本へオイルを届けるために努力をしてくれました。
今まで以上にメーカーとの信頼関係を結べるチャンスとなった事だけが、何より嬉しい副産物です。
スペイン産のカサスデウアルドのオイルは、今年も理想的な仕上がりで安定した素晴らしいオイルです。
ポリフェノールの含有量もピクアルやコルニカブラが非常に高く、美容と健康のためには欠かせないスパイシーオイルとなっています。
コロナで健康のためにオリーブオイルに切り替えたという人がとても増えています。
3L缶のお徳用缶入りオイルと共に、瓶入りの最高品質のオリーブオイルを一家に常備しておくことは、益々欠かせない習慣になっていると思います。
ポルトガル産のカームのオイルについては、来週ワインの状況を確認すると共に、
現地でリポートをする予定ですので、オーナーに詳しく語ってもらおうと思います。カームは雨量がイベリア半島の中でも最も少ない地域に存在し、灌漑システムもない中で生産をしている伝統栽培農園です。どのくらい大変な栽培を実施しているかは想像出来る方もいると思いますが、水がほぼない環境での過酷な栽培で、その中で生まれるオリーブオイルは、まさに大地のエキス=自然からの贈り物です。このような栽培をする生産者がどんどん減る中、カームのチャレンジは今日も続いています。
リポート楽しみにしていてください。
Chiho