オリーブ収穫のシーズンは、雨のシーズンでもあるので、よく搾油作業はストップします。
そんな中トレドのカサスデウアルドの訪問をして来ました。
カサスデウアルドの最新設備を見学する事が今回の目的だったので、
雨も気にせず行ってきました。
コロナで誰もが監禁状態だった時に、工場拡大の工事は無事に進行し、現在ほぼ完成しています。オイルを保管するタンクを増やし、パッキング工程をよりスピーディーにするために、今までの2倍近い広さになりました。
数年前から計画しているチーズ工場もほぼ完成していたので、近い将来カサスデウアルドのオリーブ農園で飼育されている羊のチーズが食べられるようになります。訪問する度に進化している生産者ばかりに恵まれていて、私たちは本当に幸せだと思います。
新しいタンクがこちらです。以前このスペースでボトル詰めが実施されていたのですが、完全リニューアルをして、小さめのタンクが設置されました。タンクを増やすことで、オイルは細かく選別出来るようになりますので、より繊細なブレンドが可能となります。
ほぼ全自動でオイルをボトルに詰め、栓を閉め、ラベル貼りが実施されます。なんと日本語ラベルも自動で貼ってもらえるようになっております。これだけでも最高に嬉しいのですが、大幅に工場のコンディションは改善されていました。
広がった部分の外観はこんな感じです。３つ入口がありますが、それぞれの倉庫に瓶、箱がと分けられており、一番最後が完成品を出荷するスペースになります。トラックの運転手さんの安全まで考えられた装置が付いていて驚きました。
その他、技術的なイノベーションについては、私の個人的なブログで説明させていただいておりますので、是非興味のある方はそちらをご覧ください。テクニカル過ぎる内容かもしれないのですが、より最高のオイルを作り上げるまでのプロセスを理解していただけると覆います。
https://angelchiho.exblog.jp/31769414/
chiho
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