カサス・デ・ウアルド　コルニカブラについて。 (Powerdio Club)

カサス・デ・ウアルド　コルニカブラについて。

今日はコルニカブラというオリーブの品種についてお伝えします。

コルニカブラの故郷はトレド。
スペインの古都、そしてまたドン・キホーテの舞台となったラ・マンチャ地方だと言えば分かり易いと思います。

この品種はオリーブの中でも抗酸化物質の含有量が高く、
カラダの錆を防止するという意味から美容のためにも優れた品種として
高く評価されています。
抗酸化物質が多いと言う事は苦みや辛味もしっかりあるという事なので、
人によってはこのオイルの苦味が苦手と思われる方も多いはず。
でも、オリーブオイルは食材と混ぜてしまうと
必ずしもオイルそのままの風味ではなくなるので、
ご家庭にマイルドとスパイシーの２種類は揃えて使い分けてもらいたいと思っています。　

コルニカブラはどんな料理に向いているかというと、
特にローストに適していると言われています。ラムのローストなど最高です。
またローストビーフやチキン、もちろんポークソテーやスペアリブなどにもマッチします。
コルニカブラの苦味は、ミョウガや春菊のようなクセのある香りの野菜にも合わてもOK。
そして、ある専門家はキノコのスクランブルエッグにはコルニカブラが抜群に合うと言っています。
そのままだと強い苦さを敬遠してしまうかもしれませんが、
こんな風に色々な料理に使ってみると不思議なペアリングが愉しめる品種です。

時には個性的なオイルにも挑戦してみてください。　このコルニカブラ今年は今までで最高と言われるでき！ワインだったら間違いなくヴィンテージものです。