スペインに戻り真っ先にオリーブオイルの圧搾現場へ行って来ました。
今年は霧が多いようで1週間で半分くらい霧に巻かれた日々が続いています。
ウアルド農園はタホ川のすぐに近くにあるので、深~い霧に囲まれていました。
この霧のおかげでオリーブは水分補給が出来るのですから良く出来たものです。
写真は水滴に保護されているようなオリーブの実。宝石のように美しいです。
この霧の中作業をするのも大変だなと思いますが、オリーブの収穫をしている人達はやはり恵みの収穫、誰もがどことなく嬉しそうな顔で仕事をしています。
トラックが運んで来たのは、綺麗に紫に変色しているピクアル。オリーブは品種によって収穫の時期が若干違うので、毎年農園訪問も楽しいのです。必ず違う品種の圧搾に遭遇します。
こんな風にオリーブがトラックから降ろされる様子。ずぅ~と見ていて飽きないのです。
こんな大量にトラックに積んだら実が潰れているのではないか不安になってしまうのですが、ベストタイミングで収穫しているので実は固いのです。
ベルトコンベアで運ばれ、葉と枝が風力で吹き飛ばされ実だけが洗浄され、計量してから粉砕されます。
粉砕される直前のオリーブ。本当に綺麗でした。
粉砕された後、別の装置に運ばれオリーブは攪拌されペーストになっていきます。このようにしっかりと攪拌しないとオリーブオイルは出来ないのです。
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chiho