今日は日本でまだまだ知られていない南米の穀物を紹介します。
欧米とくにアメリカではスーパーフードとして知られているもので、名前は『キヌア』。皆さん是非憶えて食事に取り入れてくださいね。
なぜスーパーフードなのかというと、そのタンパク質の量が他のシリアルなどと比べると2倍、しかも炭水化物の量は少ないのです。穀物ですから食物繊維やミネラル、ビタミンが豊富で、体内で合成できない必須アミノ酸も含んでいるからなのです。
南米では古代から栽培されていたようで、とても香ばしい味わいが特徴。ホワイトキヌアだけでなく、レッドやブラックもあり本当に南米のお米という感じです。
調理法はお米とほぼ同じ。クスクスのようにも使えます。スペインではペルー料理が静かな人気なのですが、私も大好きなペルー料理レストランがあり、そこで食べた『キノット』があまりに美味しかったので、それからは自宅でも作るようにしています。『キノット』とはリゾット風に作るキヌアを使った料理のこと。白いお米よりもキヌアを使えばずっとヘルシーな一品になります。下の写真が私の大好物の『キノット』。日本でレッドキヌアを入手するのは困難かもしれませんが、ホワイトキヌアでも同じように美味しくできますので、いつものリゾットをキノットへ変身させてみませんか。
普通にご飯のように炊いて(大体20~30分くらいで炊き上がります)フロールデサルとEVオリーブオイルを掛けて食べるだけでも独特の香ばしさのおかげで美味しいですし、サラダなどに加えても最高です。
これからもスーパーフードをどんどん皆さんの食卓にご紹介しますね。
chiho