前回の記事がスペイン産のオリーブオイル漬けの缶詰についてのお話だったので、私も缶詰についてお伝えします。
スペインにはとっても美味しいグルメの缶詰食品が豊富にあります。バルなどに行っても、しっかりとしたキッチンがないところでは、このような上質な缶詰があり簡単にパッパッと美味しいものがおつまみとして出てきます。上の写真はその典型的な例。マグロの缶詰にちょっとエビのマリネがのせれあります。
もうひとつ面白い現象がここ数年起こっています。
有名なシェフがタパスの出し方として缶詰を使い始めたのです。缶詰の容器を器として利用するのです。写真はその例のひとつ。ムール貝の料理が缶詰に盛り付けてあります。可愛いですよね。
そうなんです。缶詰は可愛いのです。ちょっとしたレースのペーパーなどを敷いて缶詰を出してあげれば完璧なご馳走に見えてしまうのです。
常備品としての保存価値だけでなく、今では缶詰はお洒落な食材でファッショナブルな人の食卓には欠かせないものになっているのです。
これはあるグルメイベントのテーブルで。なんとパンは大きめのサイズの缶詰容器に入って出てきました。予想外の使い方なので食事がとても楽しくなります。
皆さん、缶詰はもう保存食ではなく、お洒落な食材。日本でも益々こんな風に缶詰がレストランやトレンディなバルで登場すること間違いなしですよ。
chiho