自分の本の話になってしまって申し訳ないのですが、おかげさまで色々な方から本の感想をいただいています。スペイン料理はここ数年とても人気ですが、家庭料理は他のヨーロッパの国と比べると(イタリアやフランスなど)まだまだ知られていないので、とても喜んでいただいています。
そして、何より皆さんがご存じの料理はパエリャですが、日本で食べられるものと地元の味は相当違います。地元でも当たり前の料理ですから、どこにでもありますが、美味しいものに出会うのは難しく、私達も特定のレストランで知り合いのシェフが間違いなく作ってくれる場合でなければ、あまり外では食べません。
そのくらいパエリャというものは家庭料理なのですが、特に男性的な料理でもあります。たき火を使ったパエリャが何よりも美味しいと言われていますが、パエリャの本場バレンシアではオレンジの樹の薪を使うのがベストと言います。
2か月ほど前パワジオでもパエリャ教室を開催したのですが、嬉しいことに京都からその教室に参加してくださり、早速ご自宅で試してくださったお客様がいらしゃいます。今日は特別に許可をいただいて、その方が作ったパエリャをご紹介します。
おまけに料理本のパエリャの写真が特に気に入ってくださったそうで、彼女のキッチンのキャビネットにまで写真を拡大して貼ってくださいました。本当に光栄で嬉しい話です。スペイン料理やオリーブオイルのおかげで、とにかく楽しい人間関係が広がりました。
皆様もオリーブオイルをふんだんに使って、楽しいお食事会をどんどん開催してくださいね。
chiho