スペインのオリーブの産地では、毎年オリーブにまつわる色々な祭りやイベントがあります。そんなイベントで必ずあると言ってもおかしくないコンクールが、絵画のコンクール。結構素敵な作品もありましたが、昔からの伝統を感じさせる絵もかなりありました。
今年、ラ・マンチャ地方でのオリーブ祭りで見た絵画を、今日はご紹介します。
きっとこの地域出身の画家の作品と、私は勝手に想像してしまいました。
オリーブ農園のそよ風が吹き、ほのぼのとした光の中で昼食をしている労働者の満足感が伝わってくる温かみのある絵だと思います。
オリーブの収穫では、今でも労働者の人たちは歌を唄いながら労働をしているところがありますが、あのハードな仕事はきっと歌なしでは、もっと苦しいものになのでしょう。モロッコからの移民でもルーマニアからの移民でも同じように唄っているんですよ。ロバにも歌を唄ってあげると効果があるそうです。
音楽にはパワーがあること間違いなしです。
chiho