いちごがおいしいシーズン到来。
スペインではFresaフレサというのがいちごですが、厳密に言うとこれはワイルドストロベリーに相当し、なかなか手に入りません。
逆に市場の90%を占めるのが同じいちごでもFresonフレソンと呼ばれるもので、実はこれ18世紀にフランスで交配されて生まれたそうです。
なんとカリフォルニアとチリのいちごの交配だそうです。
色々歴史があって面白いですね。日本はどうなのか今度調べてみたいと思います。
左が野生のいちご、右がフレソンと呼ばれる一般的ないちご。
スペインではいちごはお砂糖とワインビネガーで汗をかかせて食べるものになっています。
初めて知った時は驚きでしたが、確かにワインビネガーで和えることで味わいに深みが出て、いちごの汁も最高のおいしさのものが楽しめます。
おすすめのワインビネガーは、50年熟成のスペシャルワインビネガー『フロールデルへ二ル』スペイン伝統料理の味わいが楽しめます。少々黒砂糖と一緒に和えてみてください。1時間程度いちごはねかせて、そのあとホイップした生クリームを添えて食べると絶品です。
もうひとつのビネガーは、現在在庫切れのカバロゼ・セミスイートビネガー。これも同じようにご利用いただけるビネガーで、どちらも水割りで飲むと美味しい香りを楽しめるビネガーです。
今日もうひとつの提案は、上記のように汗をかかせたいちごをピッチャーに入れ、そこに大匙2杯くらいワインビネガーを足し、水割りにしておくと超ヘルシードリンクが出来ます。これからのシーズン気温が上がり水分補給が大切です。ソフトドリンクではなく、こちらのクエン酸補給ができるビネガードリンクをおすすめします。甘さはお好みにはちみつでも黒砂糖で調整してください。
いちごとワインビネガードリンク
材料
いちご 6個 半分にカット
黒砂糖またはちみつ 大さじ2
ワインビネガー『フロールデルへ二ル』または『バディアのカバロゼビネガー』大匙3
水 1リットル
砂糖はいちごにビネガーと一緒にかけ、いちごの汁がしっかりと出るまで待つ。
1時間程度。ピッチャーに1リットル程度の水を加え、イチゴを汁と共にピッチャーに加え完成。冷やして飲んでください。甘さは砂糖の量でお好みに調整。
chiho
オリーブ受粉まつり開催いたします。
期日より少し早くても花芽がついているのを確認ができたら
是非お持ちください。
花芽がついていないものはお預かりできませんので、ご注意ください
お持ちのオリーブの鉢植えに花芽を見つけたら、パワジオ俱楽部で受粉させてみませんか。
期間中、パワジオ俱楽部のオリーブ職人が管理し、オリーブの受粉のお手伝いをします。
参加費は無料です。
期間後はお店の方からはご連絡いたしません。
5月26日~5月31日(金)までには必ずご来店いただきお迎えにきてください。
開催期間2024年4月26日~5月31日
みなさまのご参加お待ちしております。
【営業時間】
10:00~17:00
【定休日】
毎週火曜日
□■お問い合わせはこちら□■
パワジオ倶楽部・前橋
群馬県前橋市江田町277
TEL:027-254-3388
mail:powerdio@sun-wa.co.jp
あまりにも当たり前の調味料である塩。油と同じように気にしないでいると、カラダに悪い塩を摂取していることになりますので、今日はカンタンに日本での塩の歴史をお伝えしたいと思います。
1971年以前は、日本の塩は伝統的手法でつくられる抽出塩でした。海水を干潟で干したり,塩田をつくり天日干しにしたり、海水を使ったミネラルを含む海塩があったのです。
1971年から1972年にかけて、それまであった塩製造施設は、日本政府の方針で全て閉鎖となります。塩専売公社だけが塩をつくり販売するシステムになったのです。もっと遡って1905年日露戦争中、塩専売法という法律が制定され、塩は戦争費用調達のため塩を販売できるのは、大蔵省塩専売局だけとされていました。この専売法で塩の値段が高騰したそうで、世論は反発していたそうですが、専売法は廃止されず1949年に大蔵省から塩専売公社に権利が移管、1971年に塩そのものの品質を規制するまでになります。
これによって生まれたのが『精製塩』です。海水からナトリウムだけを抽出し、純度99%の塩化ナトリウムが精製塩で、本来の塩とは似ても似つかない工業製品として使われていた薬品同様のものになってしまいました。機械を利用しカンタンに大量生産できるので人件費の節約、天日干しも必要ないので天候に左右されることもなく生産可能なものになったのです。海の恵みであり健康のために必要な自然界のミネラルは一切消えてしまいました。利益追求型のものとなり、太平洋戦争後も改善されずアメリカの塩と同じような構造で作られ販売されたのです。
2002年ようやく仕分け変更事業により専売制が解除となり、塩が自由に作れるようになりますが、現時点でも伝統製法で塩を作るという工程は手間が非常にかかり、天候にも左右されるので、極めて少ない生産量です。ミネラル成分を残している塩は極めて少なく貴重品です。
これで理解していただけるように、『精製塩は塩に似た味のする工業製品』と呼ばれています。知らないとこんな塩を塩だと思い摂取することになり、健康にも大きな被害を及ぼすようになってしまうのです。減塩という大きな社会でのムーブメントも、専門書などを読むとこの精製塩との関係が深く、それについてはまた機会をみてお伝えしたいと思います。
塩は昔も今も人体にとってかけがえのないものです。必ず人間が手作業でつくり、ミネラルをしっかと含んでいるものを選びましょう。上質なものが高価である理由は、手づくりであり天日で長い時間をかけて干されており、気の遠くなるような手作業があるからです。カラダが必要としている塩を選んで、工業製品である精製塩の使用は避けましょう。
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